いつでもどこでも誰でも
高度な法的サービスが受けられる
法律事務所を作るために。

虎ノ門法律経済事務所

所長・弁護士 千賀 修一

平成18年3月に虎ノ門法曹ビルが竣工し、当法律事務所を同ビル9階に移転してから12年目を迎えました。その間、わが国の歴史始まって以来最大の司法制度改革が行われ、法曹人口が大幅に増員されてきました。
弁護士が「国民の社会生活上の医師」としての役割を果たし、いつでもどこでも誰でも法的サービスを受けられるような社会を作るための改革は進みましたが、まだ当初の目的を達成しているとはいえません。

当法律事務所は、いつでもどこでも誰でも法的サービスを受けられる社会を作るという司法制度改革の理念に添い、毎年所属弁護士を増員し、全国に支店を開設して組織を拡大してきました。そして、所員の心が一つになって事務所を運営できるようにと、経営理念や所員の行動指針を作り、試行錯誤をしながら運営してきました。

組織運営に悩んでいるとき、たまたま野球選手の大谷翔平さんの目標達成表を紹介するテレビ放映を見ました。直ちにインターネットで検索して調べたところ、大谷さんの目標達成表は、株式会社クローバ経営研究所所長の松村寧雄氏が1979年に開発したマンダラチャートを取り入れたものであることがわかりました。マンダラチャートは、「人生とビジネスを豊かにする」ために開発された「中心核を持つ3×3の9マス」のマトリックスで、問題解決・目標達成・情報整理・情報伝達・発想整理など様々に使うことができるものです。そして、当法律事務所でも、所員の心を一つにして事務所を運営できるように、所員全員で検討してマンダラチャートの方式を採用した目的達成シートを作ることにしました。

この目的達成シートは、当法律事務所が存続する間、中心核のテーマは変更することなくいつまでも使えるものにしたいと思い、また、目的と目標とに以下の違いがあることから、中心核のテーマを「日本一の法律事務所」にしました。

  • 1. 目標は目的のためにある。
  • 2. 目標は具体的に、目的は抽象的に。
  • 3. 目標は見えるモノ、目的はみたいモノ。
  • 4. 目標は過程、目的は行き先。
  • 5. 目標は複数、目的はひとつ。
  • 6. 目標は諦めても、目的は諦めない。
  • 7. 目的は目標の先にある。

「日本一の法律事務所」を作るというテーマは抽象的であり、色々な考えがあります。わが国の法律事務所の中には、渉外事件や企業法務を中心とする法律事務所で構成員が千人以上、売上も大企業に比肩する事務所があります。一般民事事件を主業務とする当法律事務所が規模や売上で日本一となることは永久に困難だと思います。しかし、「依頼者の幸せ」や「構成員の幸せ」のために、常に所員一同が「日本一の法律事務所」作りを目指し、それに近づこうとする努力こそが大切であるということから、「日本一の法律事務所」を中心核とする目的達成シートを作りました。

ともあれ、目的達成シートができたことにより、所員全員が価値観を共有して共生・共助の精神を持ち、職務を遂行することができるようになったことは大きな成果です。今後も弁護士等含む所員全員の職務態勢を強化し、依頼者から選ばれ、委任して良かったと思われる事務所となるよう不断の努力を続けたいと思っております。

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