所属 |
第一東京弁護士会 |
出身 |
三重県 |
学歴 |
三重県立四日市高校卒業
中央大学法学部法律学科卒業 |
メッセージ
私が弁護士になり始めた頃、日弁連が実施している研修講座で、ある講師から「勾留中の被疑者( 警察に捕まった人)は弁護士の接見( 面会)を非常に喜ぶ」「心細いので顔を見せるだけで安心する。」と聞いたことがありました。
一般的に弁護士は毎日のように接見に行かないと思いますが、私はある事件のときに昼間又は夜間に毎日警察へ接見に行きました。被疑者は確かに喜び、積極的に話をしてくれましたし、事件の結果も周囲の想定以上に軽い罰金刑で済み、早期に釈放されて落着しました。
私は、先の事件後程なくして、全国に事業を展開している企業グループのオーナー経営者から突然訪問を受けました。その方は先の被疑者が勤めていた会社グループのトップであり、短刀直入に「会社の顧問になって貰いたい」と言われました。私は弁護士になり立てでしたのでご遠慮して、「経験未熟で即戦力にはなれません」「暫くは会社のお役に立ちません」と正直にお伝えしました。ところが「構わない」とのことであり、結局、顧問弁護士にさせて戴きました。
そしてその後10年以上になりますが、私が民事事件に関与できるようになりましたのは、そのときこのお方が背中を押して弁護士との信頼関係を作って下さったからであると思い、懐の深い態度に、今も感謝の気持ちで一杯です。
当法律事務所は、「依頼者の幸せ」を図ることを第一の経営理念に掲げています。弁護士の職務基本規程でも「信頼関係」の存在が不可欠としています。信頼関係の醸成には、判決結果等の勝ち負け以上に途中経過が重視され、しかも弁護士の熱意・熱心さが外から見えるように伝わることが、今でも大切だと思っております。
取扱業務分野
経歴
1969年 |
検事任官(東京地検) その後各地を転勤 |
1998年 |
公証人 |
2005年 |
弁護士登録 他法律事務所の弁護士として勤務 |
2016年 |
弁護士法人TLEO虎ノ門法律経済事務所入所 |